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No | 項 目 | pdfファイルへ | |
表紙/とびら | (装丁) | ||
発刊にあたって/発刊によせて | p 003 | ||
北海道小麦グラフティー(グラビア 写真) | |||
目次 | p 013 | ||
執筆者一覧 | p 016 | ||
1. | 北海道小麦の歴史 | ||
(1) | 小麦の歴史 ━明治、大正時代〜米国からの導入品種が!━ | p 019 | |
(2) | 小麦の歴史 ━大正から昭和前半時代〜交雑育種が本格化━ | p 021 | |
(3) | 小麦の歴史 ━昭和後半時代〜良質・多収・安定生産へ━ | p 024 | |
(4) | 小麦の品種改良━1 (国立農試) ━一度消えた育種の灯が再開━ | p 027 | |
(5) | 小麦の品種改良━2 (道立農試) ━秋まきのめん・春まきのパン用━ | p 029 | |
(6) | バイオテクノロジーも小麦品種づくりに貢献 ━グリーンバイオ研究所━ | p 032 | |
(7) | 小麦農林61号と日本めん(うどん) | p 034 | |
(8) | 北海道と春まき小麦 ━「農林29号」が根幹品種━ | p 037 | |
(9) | 小麦育種グループに加わって ━最先端の機器に驚く━ | p 040 | |
(10) | 品種登録と利用料 ━公的品種の開発力はトップクラス━ | p 042 | |
2. | 小麦栽培の環境と生産事情 | ||
(1) | 春まき小麦と秋まき小麦 ━生育日数と生産性━ | p 045 | |
(2) | 小麦は乾燥地を好む? ━北海道は不適地?━ ※ | p 047 | |
(3) | 道産小麦の主産地と適地 ━適地と大面積栽培地とは異なる━ ※ | p 049 | |
(4) | 転作と麦作振興及び普及 ━排水対策と蘇った小麦作━ | p 051 | |
(5) | 小麦の収穫と雨 ━道産小麦は雨との戦い!━ | p 055 | |
(6) | 雨害と低アミロ小麦 ━変化し易い小麦でんぷん━ | p_057 | |
(7) | 豪州の小麦生産流通事情 ━平均収量は適地でも150kg ━ ※ | p 059 | |
(8) | 南米の小麦生産事情 ━大いなる可能性を秘めた大陸━ | p 062 | |
(9) | 欧州の小麦事情 ━欧州のパンと日本の小麦━ | p 064 | |
(10) | カナダの小麦生産事情 ━世界一の品質管理体制━ | p 066 | |
(11) | 中東の小麦事情 ━発祥の地・人類の壮大なロマンが潜む━ | p 068 | |
3. | 品種(銘柄)等 | ||
(1) | 戦後の品種改良第1号で、収量を飛躍的に向上 ━ホクエイ━ | p 070 | |
(2) | ムカコムギ ━安楽死時代を生き抜いた━ | p 073 | |
(3) | 箸にも棒にもかからないといわれたが ━ホロシリコムギ━ | p 075 | |
(4) | タクネコムギ ━パン用品種がしょうゆに好適とは━ | p 079 | |
(5) | チホクコムギ ━美人で欠点ばかりが・でも8.6万ha ━ | p 081 | |
(6) | クリーミィ美人も寝てばかりでは ━タイセツコムギ━ | p 084 | |
(7) | ホクシン ━3〜4日の早熟が武器で急速に日本一の生産量に━ | p 087 | |
(8) | ハルヒカリまで ━おいしいパン でも経済性・作りやすさが!━ | p 090 | |
(9) | ユーザーに大人気、超多収品種「ハルユタカ」も穂発芽には勝てず | p 093 | |
(10) | 春のあけぼの ━パン適性が高く、赤かび病に強いが?━ | p 096 | |
(11) | 製パン用小麦のエースになれるか ━民間育成品種「春よ恋」━ | p 098 | |
(12) | オーストラリア産のうどん用銘柄 ━ASW━ | p 100 | |
(13) | ICW ━パンやパスタの原料として世界一の評価━ | p 102 | |
(14) | 主に菓子用で一部めん配合に ━ウェスタン・ホワイト(WW)━ | p 104 | |
(15) | 春まき小麦でパン用 ━ダーク・ノーザン・ホワイト(DNS)━ | p 106 | |
(16) | パン・めんと広範囲に ━ハード・レッド・ウインター(HRW)━ | p 108 | |
4. | 小麦の生産振興等 | ||
(1) | 模範となる農家・集団を表彰 ━北海道麦作共励会━ | p 110 | |
(2) | 良質小麦安定生産技術講習会 ━道産小麦の生産は講習会の成果━ | p 114 | |
(3) | 大規模栽培試験ほ ━実需の望む品質でなければ━ | p 117 | |
(4) | 麦の試験研究支援・講習会・栽培啓蒙 ━北海道米麦改良協会━ | p 120 | |
(5) | 春まき小麦と秋まき小麦の栽培暦 ━小麦栽培の早わかり━ ※ | p 123 | |
(6) | 講習会四方山話 ━青空教室方式(現場)が一番━ | p 125 | |
(7) | 品種が変われば、田園風景も変わる! ━作柄調査━ | p 127 | |
(8) | 小麦実需先調査 ━製粉工場や生協等を訪ねて生産現場へ反映━ ※ | p 130 | |
5. | 小麦とその仲間たち | ||
(1) | 秋まき小麦と雪腐病 ━先人たちは雪腐病との戦いだったが━ | p 132 | |
(2) | 土壌病害━1 ━一年おきに新病害が発生!立枯病、眼紋病━ | p 135 | |
(3) | 土壌病害━2 ━美人薄命の諺は小麦にも通じる? (条斑病、縞委縮病)━ | p 138 | |
(4) | 麦角病と麦角粒 ━猛毒の麦角粒は1粒もダメ、イネ雑草種子にも━ ※ | p 141 | |
(5) | 小麦畑のアブラムシ ━田舎の小さな博物館━ | p 143 | |
(6) | 赤かび病 ━菌の毒素産生を巡る真実!(ニバーレ菌は潔白)━ | p 146 | |
(7) | 土壌凍結と小麦 ━Dゲノムの結合で耐寒性が飛躍的に向上━ | p 148 | |
(8) | 秋まき小麦の窒素施肥改善と収量向上 ━効果的な施肥法試験━ | p 151 | |
(9) | 国際穀物穂発芽シンポジウム ━網走開催━ | p 153 | |
(10) | 穂発芽研究会 ━全国の研究者が参加し、5回のワークショップ開催━ | p 155 | |
(11) | 麦の会 ━麦類関係者年1度の親睦会をたのしみに━ | p 157 | |
6. | 小麦の生産・流通 | ||
(1) | 小麦の内外価格差 ━2.2〜2.6倍あるが━ | p 159 | |
(2) | 円滑な物流に大きく貢献 ━5万トンサイロ━ | p 161 | |
(3) | サブ乾燥施設 ━役割とメリットの再構築も━ | p 163 | |
(4) | ホクレンの小麦取扱い ━農会・北聯・ホクレンへ━ | p 165 | |
(5) | なんばんBOOK ━我が町の順番早わかり〜面積・収量━ | p 168 | |
(6) | 麦類・豆類・雑穀便覧 ━面積、収量、流通など早わかり━ | p 170 | |
7. | 小麦の用途 | ||
(1) | 小麦と醤油・味噌 ━伝統的食文化の伝承と健康食品的価値 ※ | p 173 | |
(2) | 小麦とうなぎ ━うなぎ屋さんが道産小麦の規格外を━ ※ | p 176 | |
8. | 小麦粉 | ||
(1) | 自家製粉時代 ━一家に一台の挽き臼(石臼)が━ ※ | p 178 | |
(2) | 全粒粉(100%粉砕で粉質劣る)と60%粉(良質な小麦粉) | p 181 | |
(3) | 製粉事情今昔 ━石臼からロール式製粉と篩機の発明と匠の技で━ | p 184 | |
(4) | 薄力粉と強力粉 ━用途に応じた使い分けで美味しく━ | p 186 | |
(5) | アミログラム・アミロ値 ━でんぶんの粘度・糊化特製を━ | p 189 | |
(6) | フォーリング・ナンバー ━簡易にめん適性を判定━ | p 191 | |
(7) | グルテン ━小麦粉にしかできない働きの源━ | p 193 | |
9. | 小麦粉加工品の数々 | ||
(1) | うどん ━国内産で最も優れた道産小麦!━ | p 195 | |
(2) | そうめん ━江戸時代から梅雨越しものが風味よし━ | p 198 | |
(3) | 冷や麦 ━製法はうどんと同じ、長径・短径が小さい━ | p 200 | |
(4) | これはうまい! ”チホクうどん” と ”おまち道産” | p 202 | |
(5) | 中華めん「サッポロラーメン」 ━ご当地ラーメンの元祖━ | p 204 | |
(6) | 小麦の品質とお国柄 ━欧州・豪州では自国産小麦パン━ ※ | p 206 | |
編集後記/奥付け | p 209 | ||
※は、佐藤久泰氏の執筆による
◆お勧めサイト⇒ 「北海道アズキ物語」(発行:北海道アズキ物語出版委員会) |
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- このホームページは、平成12年・ホクレン農産部発行の「北海道小麦今昔物語」(非売品)を広く紹介のため、同書を複写しPDFで掲載したものです。過日、佐藤久泰氏に”道産小麦を分かりやすく解説した資料は?”、と尋ねたところ紹介して下さったのがこの本です。
- 佐藤氏は、かって道庁を定年退職後ホクレン農産部に勤務されたことがあり、その折に氏が中心となってこの本の編集に携われました。道産小麦の品種改良、栽培、流通、製品など広い分野にわたり、多数の専門家がそれぞれ執筆しております。
約100年の歴史を持つ道産小麦を知る上で格好の資料であると思います。 - また、今回、佐藤氏は、現ホクレン農産部から、このホームページに掲載することの了解を得る労をとって下さいました。
ここに、掲載了解を賜ったホクレン農産部殿ならびに佐藤久泰氏に対して、厚くお礼申し上す。 (2007年11月 石花)